砂糖取りすぎは膵臓がん高リスク

スポーツドリンクなども糖分が多い、
最近水代わりに飲む人が増えているが、いろいろな観点から危険ですね。

砂糖取りすぎは膵臓がん高リスク

砂糖取りすぎは膵臓がん高リスク ソフトドリンクなど砂糖をたくさん含む飲み物や食べ物を多く取る人は、そうでない人より膵臓(すいぞう)がんを発症する危険性が最大約90%高いとする調査結果を、スウェーデンのカロリンスカ研究所の研究チームが米医学誌に8日発表した。

 研究によると、糖尿病やがんにかかったことのない45歳以上の男女約8人を対象に食習慣を調べた。このうち、131人が8年後までに膵臓がんを発症。発症要因を分析したところ、砂糖の摂取量が危険要因であることが分かった。

 例えば「砂糖を添加したソフトドリンク」を1日2回以上飲む人は飲まない人に比べて約90%、「砂糖を入れたコーヒーや紅茶」を1日に5回以上飲む人は飲まない人に比べ約70%、「クリームの付いたフルーツ」を1日に1回以上食べる人は食べない人に比べて約50%、発症の危険性が高かった。

 膵臓がんは治療が困難で死亡率が高い。研究チームは「血糖値を調整するインスリンを分泌する膵臓のがんと、砂糖の取りすぎによる高血糖とに関連があるのかもしれない」と指摘している。(共同)

(2006年11月9日10時01分 スポーツ報知)


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