静岡市も歩きたばこ禁止 中学生の求め受け条例制定
静岡市議会は12日、ぜんそくの持病がある市内の男子中学生が制定を求めていた罰則付きの歩きたばこ禁止条例を全会一致で可決した。
「静岡市路上喫煙による被害等の防止に関する条例」で、指定区域での路上喫煙を禁止する。
施行は10月1日。違反者から5万円以下の過料を徴収するとした罰則は、実際に徴収する金額を決めた上で周知期間を設け、来年4月1日から適用する。
条例は、健康的で安全・安心な生活環境を保持することが目的。やけどなどの被害や健康への影響が特に懸念される区域を「路上喫煙禁止地区」に指定できるとした。
禁止地区は市中心部の繁華街を想定しており、今後、地元商店街などと協議して決める。
(共同通信) - 7月12日11時47分更新