各地で猛暑、3人死亡 静岡・天竜で38・2度
太平洋高気圧の勢力が強まった日本列島は14日、静岡県の天竜で最高気温が平年より8・7度も高い38・2度と今年最高を記録するなど、東海や関東を中心に35度を超す猛暑となった。熱中症の症状を訴える人も相次ぎ3人が死亡。急激な気温上昇による落雷で2人がけがをしたほか、光化学スモッグで小中学生ら90人以上が病院に運ばれた。
各地の警察や消防などによると、午後2時すぎ、愛知県稲沢市の畑で倒れた男性(88)が死亡。同じころ、長崎県大村市の市営アパート敷地で倒れていた女性(60)も死亡した。午後3時半ごろに埼玉県上尾市の建設現場で倒れているのが見つかったアルバイト男性(29)も死亡した。
千葉県佐倉市の宅地造成地付近では午後5時40分ごろに落雷が発生。作業員2人が被害に遭い、54歳の男性は軽傷だったが、26歳の男性は意識不明の重体。
(共同通信) - 7月14日23時44分更新