銅像をライトアップ 大みそか、自転車こいで人力発電

環境問題のアピールで使われ始めた自転車発電も、とうとうイベントで年越しですか。

事故怪我の無いように。


渡辺翁銅像をライトアップ 大みそか、自転車こいで人力発電 会館70周年記念
12月20日10時8分配信 西日本新聞



 国の重要文化財に指定されている宇部市朝日町の渡辺翁記念会館が、来年で開館70周年を迎えるのを記念して、市職員でつくる「Ube Branding Eyes」(代表=芥川貴久爾・市総合政策部長、9人)が、31日の大みそかに、同会館の公園内にある宇部興産創業者の渡辺祐策翁(1864‐1934)の銅像を、自転車を交代でこいで発電、ライトアップする。同グループは、参加者を募っている。

 企画は「野外彫刻人力ライトアップ DE HAPPY カウントダウン」と名付けた市民参加型イベント。高さ3.5メートルの銅像の台座周囲に、約120個の発光ダイオード(LED)を飾り付ける。自転車の発電装置の力で発光ダイオードを光らせ、新年を迎えようという趣向。

 31日午後9時から元日の午前0時まで、3台の自転車を、1人5‐10分間こいでもらう。小学生以上1000人の参加を呼び掛けている。会場では、年越しそばなどを売る出店も並ぶ。

 同記念会館は、渡辺氏の業績を記念する殿堂として計画。当時の新進建築家、故村野藤吾氏が設計し、1937年に完成した。

 自転車のこぎ手は、名前、電話番号、希望するこぎ時間を明記して、FM放送局「FMきらら」にファクス=0836(35)1651=で申し込む。

 問い合わせ先は、市総合政策課=0836(34)8113。


=2006/12/20付 西日本新聞朝刊=


最終更新:12月20日10時8分


同じカテゴリー(暮らし)の記事

写真一覧をみる

削除
銅像をライトアップ 大みそか、自転車こいで人力発電