「男の役割不利」 青森県が共同参画意識調査

ストレス社会にあって、男だから、男らしさ、というのは 逆ジェンダーとして、今後話題になるのではないでしょうか。
特にうつなどから自殺する中年が減らないのはその辺に理由の一端があるでしょう。

昔のように体力のある男性が外で働かなければならなかった時代ではないのですから、
女性の社会進出と同程度で男性の家庭進出もなされていいはず。

あえて 家庭進出 という言葉を使いましたが、これが可能になるには男性と女性と、その両親の理解が必要でしょう。
まだまだ先の話でしょうね。


「男の役割不利」 青森県が共同参画意識調査5月14日6時12分配信 河北新報


 男性は妻子を養い、リードするべきだが、男性ならではの役割を不利にも感じる―。青森県が男性限定で実施した男女共同参画の意識調査で、社会通念と現実とのギャップに揺れる男性の姿が、浮かび上がった。

 「男らしさ」への考えを聞いた設問では、88.1%が「男は妻子を養う責任がある」、74.0%が「男は女をリードするべきだ」という社会通念に賛同した。
 「男性ならではの不利、不自由な体験」(複数回答)を尋ねたところ、「女性より責任を持たされる」(32.0%)が最多。「結婚しないと一人前と認められない」(28.1%)、「家の跡取りとして期待される」(27.5%)などが続く。特に不満がない人は28.8%いた。

 家事や育児、自分の親の介護については、いずれも8―9割が「かかわるべきだ」と回答。行政に求める男性対象の施策として「(男女共同参画の趣旨の周知徹底を目的にした)メディアの活用」(49.8%)や「育児・介護休暇取得の働き掛け」(42.7%)が挙がった。

 調査は男性の視点から共同参画を進めるきっかけにしようと、県が、NPO法人ウィメンズネット青森(青森市)に委託。県内の15―74歳の男性1663人を対象にしたアンケートと、10―70代の男性7人にインタビューした。アンケートの回収率は29.8%。


最終更新:5月14日6時12分



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