トヨタ、米で販売する自動車すべてのハイブリッド化目指す1月9日8時0分配信 産経新聞
【デトロイト=渡辺浩生】トヨタ自動車の瀧本正民副社長(技術担当)は8日、北米国際自動車ショー会場で記者会見し、米国で販売する全車種をハイブリッド車にする構想について、「いずれそうなるのではないか。ハイブリッドとの組み合わせでもっと二酸化炭素の排出を減らせる」と前向きな姿勢を示した。
また、米ゼネラル・モーターズ(GM)が実用化に意欲をみせた家庭用電源で充電可能なプラグイン・ハイブリッドについて「エネルギー多様化の有望な手段。ぜひ自前で開発したい」と語った。その上で、「二酸化炭素排出、燃費、エネルギー問題すべてを解決できる究極のエコカーの開発を目指す」と環境分野で先行する考えを改めて強調した。
一方、米フォード・モーターとの協力関係については、「他社との技術的な情報交換は双方にメリットがある」と提携に門戸を開く考えを示した。
最終更新:1月9日8時0分