<睡眠導入剤>使用上の注意、改訂を製薬業界に指示 厚労省

ストレス社会です。
睡眠導入剤のお世話になっている方は多いはず。
家族など周りの方の気遣いも必要になってきますね。

<睡眠導入剤>使用上の注意、改訂を製薬業界に指示 厚労省
7月13日11時37分配信 毎日新聞


 睡眠導入剤を飲んで寝た後、副作用で意識しないまま車の運転するなどの恐れがあるとして、厚生労働省は国内で承認されているすべての睡眠導入剤について、使用上の注意を改訂するよう、製薬業界団体に指示した。具体的な副作用報告があった3品目には、新たに「警告」の記載をするよう求めている。
 指示は6月1日と7月6日付。警告を加えるのはゾピクロン(商品名アモバンなど)、酒石酸ゾルピデム(同マイスリー)、トリアゾラム(同ハルシオンなど)で、夢遊症状や一時的な健忘、もうろう状態での運転などの恐れがあるとしている。その他のアモバルビタール(同イソミタール)など16品目も「重大な副作用」の項目などを改め、慎重な投与を呼び掛けるよう指示した。7月末の医薬品・医療機器等安全性情報で、副作用が報告された具体事例を医療機関などに紹介する。
 睡眠導入剤をめぐっては、米食品医薬品局(FDA)が3月、米国で処方されている13品目に記憶が残らないまま運転や電話、買い物などの異常行動をする危険があるとして、製薬会社に注意書きを強めるよう要請。これを受け、厚労省でも過去の副作用報告を精査していた。【清水健二】

最終更新:7月13日11時37分


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