<空梅雨?>一喜一憂は早合点…週後半から雨が続く見込み

空梅雨か否かは、梅雨の期間の総雨量で判断するもので、気象庁は「今年は平年並み」と分析している

これも怖い話で、降るとき一気に、
で集中豪雨、被害が出なければいいのですが、

<空梅雨?>一喜一憂は早合点…週後半から雨が続く見込み
6月18日18時46分配信 毎日新聞


 14日に中国~関東甲信地方まで達した「梅雨入り宣言」直後、15日は30.9度を記録し都心で初めての真夏日、16日は今年一番の暑さで31.2度と晴天が続いた。17、18日も夏日。「このまま夏になってしまうのでは……」と心配する声も聞こえるが、気象庁は「梅雨前線が一時的に南下して勢力が弱まっただけ」と説明、今週後半からは雨が降り続く見込み。空梅雨と一喜一憂するのはいささか早合点のようだ。
 気象庁によると、同地方の梅雨入り発表は平年より6~8日遅い。日本付近で吹く偏西風が南に大きく蛇行し、梅雨前線が南側に抑えられていたためだ。ようやく梅雨らしい気圧配置に入ったのは今月10日ごろ。日本の南海上にある太平洋高気圧の勢力が強まり、気象庁は「梅雨入りしたとみられる」と判断した。
 だが、その途端に日本海上の高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線は逆に南下して不活発に。フェーン現象も後押しし、特に都心で夏のような好天となっている。
 空梅雨か否かは、梅雨の期間の総雨量で判断するもので、気象庁は「今年は平年並み」と分析している。04年の新潟・福島豪雨のように、本州や九州は毎年、7月中旬から下旬にかけて梅雨末期の豪雨が予想される。気象庁は「今春から西日本では降雨量が少ないため、まとまった雨が降らないと水不足や農作物への影響が心配だ」と話している。【鈴木梢】

最終更新:6月18日18時46分


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