男性も日傘を 愛好会発足、活動を開始

沖縄日傘愛好会の(右から)湖城英知相談役、渡口彦邦会長、松田碩志事務局長=20日、那覇市天久の琉球新報社
「男性も日傘をさそう」―。沖縄日傘愛好会(渡口彦邦会長)が20日発足し、県内各地でポスター設置など広報活動を開始した。男性も日傘をさせば、熱中症予防になり、仕事にも好影響を与えると訴え、日傘利用促進の活動を展開する。
数十年来、日傘を愛用している渡口会長は「太陽は原爆より恐ろしいが、外に出るのは健康への第一歩。スコール時には雨傘にもなる日傘を伴りょにして、外に出ましょう」と呼び掛ける。
相談役の湖城英知沖縄都市モノレール社長は「沖縄は唯一の亜熱帯県で日傘は非常に有効。公共交通の利用につながってほしい」と話し、ゆいレール各駅に貸し出し用日傘の設置も検討している。
松田碩志事務局長は「骨組みが多く、風に強いものや、生地やデザインがかりゆしウエアに合うものもある」と日傘にも多くの種類があることを説明した。
事務所は沖縄都市モノレール営業企画課に置く。問い合わせは098(859)2689。
(琉球新報) - 7月21日9時46分更新