『右肩上がり、』
かつて経済成長の象徴として使われた言葉が、
これからは温暖化による異常気象の頻度について使われることになるのでは・・・
地球温暖化の証し?北極圏の氷、2年続けて急減
【ワシントン=増満浩志】米航空宇宙局(NASA)は13日、北極圏を覆う海氷の面積が2年続けて急減したと発表した。
1979年から行っている衛星観測によると、冬の海氷面積は10年当たり1・5~2%の割合で減り続けてきたが、ここ2年間は年6%ずつ減少した。研究者は「地球温暖化のせいだろう」とみている。
海氷が最も広がる3月の面積は、80年代前半は1550万平方キロ以上だったが、2005年は約1450万平方キロまで狭まった。
一方、NASAなどの別の研究チームは、夏の海氷面積が05年に急減したことを確かめた。10年当たり7%前後で続いてきた減少率が、04年から05年にかけては突然、年14%に上ったという。
(読売新聞) - 9月14日11時9分更新