キリバス大統領 「地球温暖化で水没の危機」と理解訴え

直接的な影響が少ない日本と違い、南太平洋の国々は現実に沈みつつあるわけで、
戦争でも無いのに国を失うという危機に瀕している。
同じ島国 日本人は彼らの訴えを無視していいのでしょうか。
 耳を傾けないと、いずれわが身に。

キリバス大統領 「地球温暖化で水没の危機」と理解訴え
キリバスのアノテ・トン大統領

キリバス大統領 「地球温暖化で水没の危機」と理解訴え2月2日9時58分配信 毎日新聞

 来日中の南太平洋の小国キリバスのアノテ・トン大統領が1日、毎日新聞の会見に応じた。トン大統領は「キリバスは、地球温暖化による海面上昇によって国土が海に浸食される危機に直面している」と、日本を含む国際社会が地球環境問題に積極的に取り組むよう訴えた。
 南太平洋の33の環礁からなるキリバスは人口9万9000人。平均の海抜高度は2メートルで、最も高いところでも高度5メートルしかない。トン大統領は「先進国の工業化によって地球温暖化が進んだ結果、キリバスのような小国が高いコストを払っていることを知ってほしい」と訴えた。
 親日家として知られるトン大統領の来日は、昨年5月、沖縄県で開かれた第4回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(太平洋・島サミット)に出席して以来。
【中尾卓司】

最終更新:2月2日9時58分


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