暖冬列島、札幌で氷点下10度以下の日なし…記録更新
2月19日3時12分配信
読売新聞
札幌市で今冬、18日までに最低気温が一度も氷点下10度を下回らず、1876年の観測開始以来、最も氷点下10度以下の観測が遅かった1990年から91年の記録(2月18日)を更新した。
40年代には、氷点下10度以下になる日が70日を超す冬もあったが、昨冬は10日。今冬は1月26日の氷点下9・4度が最低で、このまま気温が下がらないと、過去約130年で初めて、氷点下10度以下の日が1日もない冬になるという。
日本気象協会北海道支社は「向こう1か月も冬型の気圧配置は長続きせず、エルニーニョ現象の影響もあり、北海道付近の気温は高めになる見通し」と予測している。
最終更新:2月19日3時12分