さんご礁に及ばぬ保護の手 守られているのは2%だけ

さんご礁に及ばぬ保護の手 守られているのは2%だけ

 日本など世界に分布するさんご礁のうち、きちんと保護されているのは2%にも満たないとの調査結果を英、米、ニュージーランドなどの国際研究チームが26日までにまとめた。
 1300以上の海洋保護区内での保護対策の実態を調べた結果で、汚染や開発で破壊される危険度が低いさんご礁は、全体の0・01%しかないことも分かった。
 日本については沖縄県など17の保護区を分析、うち沖縄県の4カ所と奄美群島(鹿児島県)の計5カ所が破壊の危険度が高いとされ、残りが中程度だった。
(共同通信) - 7月26日11時25分更新


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