<食品ロス調査>食べ残しは1日47.3グラム 農水省
農林水産省は4日、05年度の食品ロス統計調査の結果を発表した。1人1日当たりの食品使用量は1167グラムで、そのうち廃棄、食べ残しによるロス量は47.3グラム。ロス率は4.1%と、04年度の4.2%からわずかに低下した。
全国1000世帯の家庭での食事を対象に調査した。ロス率のうち、賞味期限切れで食卓に出さないなどの廃棄は04年度と同水準の2.9%、食べ残しは04年度より0.2ポイント低下し1.1%。食べ残しは03年度比では0.5ポイント低かった。
食品別のロス量は、野菜類が最多の20.5グラム、次いで調理加工品8.0グラム、果実類7.4グラムの順。ロス率では、果実類が9.8%と最も高かった。【位川一郎】
(毎日新聞) - 8月4日20時16分更新