●クールビズは2万1千世帯分 CO2削減量が5割増

2年目のクールビズ
効果は大?!

『ひえすぎ110』がなるうちは、まだ削減できる!?

クールビズは2万1千世帯分 CO2削減量が5割増

09/23 14:08

 電気事業連合会は、夏の軽装化運動「クールビズ」展開に伴って排出削減することができた二酸化炭素(CO2)量が、導入2年目の今年、前年比5割増の約12万トンに達したと発表した。6月から3カ月間の電力10社合計の試算で、約2万1000世帯が1年間に排出する量に相当する。
 前年比で大幅に増加したのはのは、クールビズ導入企業が昨年の約4割から約5割に拡大し、冷房使用時間を短くしたためとみられる。
 一方、電事連はこの日、顧客が使用する電力量1キロワット時当たりのCO2排出量を指す排出原単位が、平成17年度は前年度比0・004キログラム増の0・425キログラムになったと公表した。発電の際にCO2を排出しない水力発電量が渇水で減少、逆に、排出量が多い火力発電の稼働が増えたことが主因。
 電事連は22年度の排出原単位を0・34キログラムまで削減する目標を掲げている。このハードルは低くはないが、原子力発電の稼働率向上や排出権取引の活用などで対応する考えだ。

<産経新聞>


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