米のスキー場、環境対策に本腰

暖冬の日本。スキー場はやきもきしているのでは。
しかしスキー客のほとんどはマイカーでCO2を大量に出しながら(=温暖化を加速させながら)スキー場へ向かうのではないでしょうか。(私も含めて。)

アメリカのスキー場では温暖化対策をはじめているらしい。
「環境にやさしいエネルギー」とは、記事的に受けはいいんだろうけど、最終的には環境のためでなく人間のためでしょ。(それが悪いというのではなく、そうあるべき、そういうべきと思っています)
それにしても町中からスキー場の頂上部まで届くリフトとはどのくらいの長さなのかな?

米のスキー場、環境対策に本腰
電力源を自然エネルギーに切り替えたアスペン・スキー場。

米のスキー場、環境対策に本腰
(時事通信) 12月22日(金) 9時17分

電力源を自然エネルギーに切り替えたアスペン・スキー場。地球温暖化の影響とみられる降雪量減少に警戒感を募らせ、環境にやさしいエネルギー導入などを急いでいる(コロラド州アスペン・スキー場提供=19日撮影) 【時事通信社】
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米のスキー場、環境対策に本腰  降雪量減少で危機感
 「環境後進国」ともやゆされる米国のスキー場が、環境対策に本腰を入れ始めた。地球温暖化の影響とみられる降雪量減少に警戒感を募らせ、環境にやさしいエネルギー導入を急いでいる。
 米 スキーエリア協会の統計によると、全米51ヶ所のスキー場が再生可能エネルギーを取り入れ、うち22ヶ所は消費電力の100%を自然エネルギーに転換した。気温上昇で営業期間が短くなるなど、スキー業界にとっては地球温暖化は差し迫った脅威。ぎょうかいとして、温暖化対策導入を議会にも働きかけているという。
 全量転換を達成したスキー場は、カリフォルニア州アルペンメドウズやコロラド州アスペン、ベイルなど。以前と同様に電力会社からの電力供給を受けるが、石油や石炭などの燃料ではなく、風力や地熱、水力といった温暖化につながらない方法で発電した電力分を購入している。
 太陽光や風力発電で動く高速リフトを最近設置したスティームボートスプリングス(コロラド州)スキー場幹部は「先端技術による温暖化対策を導入していくのが(スキー場の)責務だ」と断言する。
 一方、同州ブレッケンリッジ・スキー場は、町中からスキー場の頂上部を直結するゴンドラを新設した。町のホテルからスキー場へ行く手段を自動車からゴンドラに代えて、自動車の排ガスを少しでも抑えたい考えだ。
(シリコンバレー時事)


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